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『ジパング』 CDジャケット｜2015

"ZIPANGU" CD jacket

136×120mm / DTP

11月11日の水曜日に全国リリースとなりました、”水曜日のカンパネラ”のNEWアルバム『ジパング』のアート・ディレクション＋グラフィック・デザインを我々、OTAMIRAMSが担当させていただきました。

今回は、コムアイさんからは「今作のテーマの根底にあるのは、シルクロードや鉱物、文明などユーラシアを中心とした時代と領域がテーマです」、「歌詞は川の流れのように組んで欲しい」と、Dir. Fさんからは「上岡 拓也さんのイラストを紙ジャケットで表現して下さい」との依頼でした。
コムアイさん、Dir. Fさん、上岡さん、我々OTAMIRAMSの5人で打ち合わせを重ね、方向性を決めていきました。
私たちは私たちで「草原の道、オアシスの道、海の道とは異なった、天地軸を持つ4つ目の道」、「ある1つのモノが経過を経て、変容を遂げる」ことを表現テーマに掲げ、今作に落とし込んでいきました。

「天地軸を持つ4つ目の道」として、紙ジャケを縦開きとし、表1→4／表2→表3に渡り2面に描かれた絵がパノラマ的にダイナミックな展開ができるようにしました。
歌詞カードは更に長い（縦648 × 横113 mm）仕様を提案。超特殊な折り込み加工を施し、折り込みを開くと、描かれた題字が絵に変容する「折り変わり絵」のギミックを用い、「ある1つのモノが経過を経て、変容を遂げる」演出をしました。
文字面では、上岡さんのイラストの天女が降り注いだ、歌詞や肉などのアルバム関連要素が便器に落ちていく、天地軸の運動を意識したレイアウトを表現しました。
また、マルコ・ポーロからの「黄金の国 ジパング」から着想を得て、上岡さんと私たちは金インクを多用させました。

来週から全国ツアー（既にほぼ、Sold Outですが…）も始まりますので、応援のほどよろしくお願い致します！
今後も水カンと一緒に、リスナーを”ワクワク”／”ドキドキ”させるモノ創りができればなと思います。

> "水曜日のカンパネラ"｜公式サイト

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client：TSUBASA RECORDS
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produce：水曜日のカンパネラ
＝ コムアイ、ケンモチヒデフミ、Dir. F
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recorded + mixed：松橋秀幸
mastered：森崎雅人
sax：横田寛之
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art direction + design：OTAMIRAMS
illustration：上岡拓也
photography：堀 哲平
printed adviser：岡野正和
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a&r / artist management：福永泰朋
concert management：青木 勉
product cooperation：足立賢吾
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sales promotion：佐々木幸治、荻野亜希子、高岡裕姫、金田謙太郎
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executive producer：山口 光
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