graphic

個展 DM|2012

Exhibition DM

210×297mm / DTP

絵画・映像・まんが・立体とメディアを跨いだ幅広い表現を追求し続けている、作家の故郷での初の凱旋個展のアート・ディレクションとグラフィック・デザインを担当。
「私という存在を知って欲しい」という想いが込められた個展のテーマだっただけに、「思いっきりパーソナルな設え」に徹底することにした。
すなわち、「岐阜–ニューヨーク–東京–岐阜」と点在しながら、表現の探求を今もなお続ける氏中心の自己主張だらけの個展にしたかった。
紙に折り加工のシンプルな演出を施すだけで、「指で紙を捲る」という(触覚)行為で、本個展の詳細情報が順々に展開されていく(視覚処理)といった、身体的な部分にまでデザイン・アプローチを行き届かせたかった。